「お茶にしない?」
仕事に一段落つけたい時に私たちはよくこう言います。英語では" Break for tea. "です。
" break "には「壊す」という意味がありますが、ずっと続いている状態を破るというニュアンスから「中断する」「休憩する」ということも表します。
「コーヒーブレイク」は仕事や勉強の合間に取る短い休憩のこと。英語では" coffee break "と表記されます。
「 break (継続しているものを絶つ・破る)」と「 fast (絶食する・断食する)」の二つの単語からできていて、前日の夕食から何も食べていない人が取る「絶食の状態を破る最初の食事」を breakfast と呼ぶわけですね。
さて、tea は「お茶」の総称ですが、私は「紅茶」と「緑茶」は別々の木からなると思っていました。「紅茶の木」と「緑茶の木」です。紅茶と緑茶は色からして違いますから。ずっと後になって、同じ木であることを知って驚きました。全くの無知でした。
紅茶はお茶の葉を発酵させてつくり、緑茶は発酵させずにつくられると聞いています。英語では「紅茶」は tea 、「緑茶」は green tea と言います。
昔、流行った歌に「 Tea For Two 」というのがあるのを思い出しました。「二人でお茶を」という邦名で大ヒットした曲です。日常には tea や coffee が必要ですね。
All work and no play makes Jack a dull boy.
(ことわざ:よく学びよく遊べ)
大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)