宮城県小学生プログラミング大会2021
プログラミングが好きなキミも、これから学ぶキミも参加しよう!キミのプログラム作品・アイデアで、みんなのみらいを、みんなでつくろう。
募集要項
【テーマ】みんなのみらい
自分のみらい、大切な人のみらい、地域のみらい。みんなの明るいみらいのために役立つようなアイデアがつまった未来志向の作品を募集します。
【資格】
宮城県内の小学校に在籍する児童(2022年3月卒業の小学6年生まで)個人、団体ともに可。団体の場合は1チーム4名まで。
【作品】
未発表の作品に限り、個人、団体とも1作品とします。
独自の発想やアルゴリズムに基づいたプログラムにより制作した、アプリ、映像、ロボット、ドローンなど。プログラミング言語は指定しません。
作品の提出だけではなく、プログラミングをどう利用して「みんなのみらい」を創りたいのか、イラストでの説明などアイデアのみの応募も歓迎します。
【注意事項】
応募は2021年4月以降に完成したオリジナル作品で、使用する各種素材(ソースコード、画像、音楽等)は、他人の著作権を侵害していないものに限ります。応募作品の著作権は応募者に帰属します。本大会に応募された作品に関して、主催者や協賛社は応募者の許諾なく無償でマスメディアおよび携帯サイト、出版物などの媒体にて利用または使用できる権利を持つものとします。応募の時点で本事項の記載内容に同意したとみなします。またスクラッチ内で使用するデータの著作権にも十分ご留意ください(例:いらすとや)。
【参加費】
無料
【申し込み】
大会ホームページの専用応募フォームからお申し込みください。
・作品タイトル、制作背景、作品紹介、アピールポイント、応募者基本情報など
・作品データ•••スクラッチURL、ソースプログラム、ロボットやドローンの動作動画、アイデアシートなど
【締切】
9月24日(金)
審査
【1次選考】応募作品のうち、作品データ等による、選考を通過した作品が、宮城県大会に出場できます。
【宮城県大会】
[日時] 11月14日(日)10:00~15:00(予定)
[会場] 東北工業大学八木山キャンパス(仙台市太白区八木山香澄町35番1号)
[審査員] 安藤明伸先生(仙台市教育委員会プログラミング教育研究部会アドバイザー)
室山真徳先生(東北工業大学工学部電気電子工学科准教授)
佐藤健一先生(東北工業大学技術支援センター技術主任)
千葉俊哉先生(仙台城南高等学校探究科長)
鈴木紳一(河北新報社常務取締役事業担当)
[表彰] 最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞ほか
[評価基準] 技術力よりも発想力、表現力を重視します。
【全国選抜小学生プログラミング大会】
最優秀賞受賞者が2022年3月6日(日)にオンラインで行われる全国選抜小学生プログラミング大会の出場資格を得ます。
昨年の県大会の様子
宮城県大会審査員が解説!全国大会の作品プレゼン「ここがイイ!」
今年3月に行なわれた全国大会の上位入賞者と宮城県代表の作品プレゼン動画を公開。宮城県大会審査員の先生方が「ここがイイ!」ポイントを解説します。作品制作に向け、ぜひ参考にしてみましょう。
昨年の作品紹介
【視聴時間】0:00~3:09
全国大会 グランプリ
宮崎県代表 平川晴茄 (6年生)
【タイトル】ぶらっしゅとーく
開発動機が現実的な問題解決になっていることをプレゼンの冒頭で示して,一度作って終わりではなく,ユーザテストを重ねて使いやすさを改良していくという丁寧なプロセスで作っていることのアピールがプログラムを価値付けているプレゼンになっています。使用しているプログラミング言語等も高度ですが,重要なのは,そうした事が必要感があって使われていることです。目的に対して最適なツールを選んでいることを伝えられています。(安藤明伸先生)
【視聴時間】3:10~6:12
全国大会 準グランプリ
東京都代表 小長井聡介(3年生)
【タイトル】体験シリーズ1.4 マスク・メーカー
元気にはきはきと発表していて見ていてとても気持ちがよかったです。自分だけのマスクをVR(仮想現実)で作り,AR(拡張現実)と機械学習を使って画面の中の自分の口にマスクをはめ込むことでその出来具合をすぐに確認できる素晴らしい作品でした。布の裁断やミシン縫いなどもプログラムで再現しており,マスク作成の流れも擬似体験できる点も秀逸です。本作品を使えば楽しく“withマスク生活”を過ごせることでしょう。( 室山真徳先生)
【視聴時間】6:13~9:14
全国大会 あいおいニッセイ同和損保賞
徳島県代表 須崎有哉(3年生)
【タイトル】未来の学校 ゆっぴースクール
実行画面を紹介する動画の撮影アングルや動きを工夫し、随所にコメントを入れたことで、短時間でも多くの情報を分かり易く伝えられているプレゼンになっています。夏休みに参加した「SDGs」の勉強会の内容を活かして、「徳島のみんなが安心して仲良く過ごせる未来の学校」をイメージしていることや、マインクラフトの特徴を活かしてドローンや日照センサーなどを使って具現化も含めたアイデアであることがアピールできています。(佐藤健一先生)
【視聴時間】9:15~11:59
全国大会 共同通信社賞
茨城県代表 大村 陽(6年生)
【タイトル】だるまさんがころんだ IN つくば
画像認識の利点を随所に活かした着眼点の素晴らしい作品ですね。また、鬼に近づく演出として遠近法を用い、鬼のキャラクターを拡大させていく工夫がゲームの臨場感をより高めているなぁと思いました。プレゼンテーションでは、実践者とゲーム画面の2画面の映像で実演することで実際にゲームをやっているように分かりやすく構成されているところが良かったです。(千葉俊哉先生)
【視聴時間】12:00~15:05
全国大会 全国新聞社事業協議会賞
富山県代表 関谷直澄(6年生)
【タイトル】富山を駆け巡れ!オンラインおにごっこ
コロナ禍でステイホームをしなくてはならない中で、どうしたら「富山県をもっと好きになってもらえるのか」。その答えとして、オンラインを活用すれば、外国の人など、見知らぬ人どうしでも一緒に楽しく遊んだり、富山の魅力を知ってもらえるという、前向きな姿勢が素晴らしいです。また、「クラウド変数」を駆使している点や、オンラインならではの問題を解決するなど、様々なところを丁寧に作り上げている作品です。(佐藤健一先生)
【視聴時間】15:06~18:10
全国大会 アイデア賞
佐賀県代表 古賀巧隼(6年生)
【タイトル】代わりの消しゴム
プレゼン画面の中から飛び出して登場したところから面白かったです。普段使っている消しゴムについて不満を持ち,アンケートで“手が冷たいから冬に消しゴムを使いたくない”というみんなの課題を発見した観察力と行動力が素晴らしいです。何度も試行錯誤を繰り返して手作りのロボットアームを調整し,人間の動きをまねた動作での消しゴム消しを実現しています。ダイナミックな動きで消しているロボットの動きには驚きました。( 室山真徳先生)
【視聴時間】18:11~21:14
全国大会 みんなのまち賞
埼玉県代表 小野颯也(5年生)
【タイトル】とだめぐり
地域の魅力紹介とICT教育を結び付けるという発想がすごいです。また、自分自身がパソコン操作をたくさん経験してきたことが活かされており、ゲームそれぞれが身につけられるICTスキルに合わせてよく工夫されています。スプライトや背景一つ一つが手作りで温かみがあるところも小学校低学年がゲームに取り組みやすい要素になっていると感じました。プレゼンテーションでは、苦労した点や難しかった点も盛り込まれていて、どの部分に力を入れたのか分かりやすい説明でした。(千葉俊哉先生)
宮城県大会 最優秀賞
宮城県 石川颯亮(4年生)
【タイトル】牛タン拾いまくれ!
大会テーマに忠実に,地元や牛タンへの愛を感じるコンセプトを伝えています。ゲームの仕掛けにもこだわっていることで楽しめる要素があり,そのことで地域のことをたくさん知ることができるというゲーム設計であることを分りやすく伝えてくれています。紹介動画では自分をワイプにして,実行画面を大きく写していることで,作ったものが分りやすくなっています。説明の中で,どの部分を説明しているのか丸で囲むなど分りやすく伝える工夫も見られます。(安藤明伸先生)
※学年は2020年度全国大会当時の記載です。
宮城県小学生プログラミング大会 プレイベント
プログラミングであそぼう
《主催》東北工業大学、仙台城南高校、河北新報社
新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮し、プレイベントの開催中止を決定しました。
参加の皆様には、東北工業大学から電子メールにてお知らせしております。
■応募方法■
- 日時
- 8月21日(土)10:00~12:30
- 場所
- 東北工業大学 八木山キャンパス9号館
- 講師
- KJみらいLABO
東北工業大学、仙台城南高校
- 対象 小学校3年生から6年生までの児童と保護者
- 内容
- 1部/プログラミング大会について…
内容、趣旨、全国大会の応募作品と事例紹介
2部/プログラミング体験レベル別3班編成
[1]じゃんけんゲームを作ろう(小学校3年生~プログラミング初心者)
スクラッチを利用したプログラミング体験
[2]Alプログラミングを体験しよう(小学校4年生~プログラミング経験者)
スクラッチで実行できるAl(人工知能)を作成
[3]マイクロビットに自動運転させよう(小学校4年生~プログラミング経験者)
マイクロビットを使ったセンサーXプログラミング体験 - 応募人数
- [1] 15名 [2] 10名 [3] 10名 計35名
参加申し込みは7月30日(金)で締め切りました。
抽選結果は8月6日(金)までに、東北工業大学から電子メールにて送信されます。
昨年のプレイベントの様子
開催概要
2020年度、小学校でプログラミング教育が始まりました。
プログラミング的思考から育まれる力を活用し、より良い未来を創造するこどもたちを応援したい。その思いで昨年からこの大会を開催、地域への思いや社会課題の解決につながるような作品が集まりました。今回は「みんなのみらい」をテーマに、アイデアが詰まった、未来志向の作品のご応募をお待ちしています。
東北工業大学からのメッセージ
副学長建築学部長
石井敏教授
どんな「みらい」にしたいですか?「みらい」の姿に正解はありません。みなさんにしか見えない思い思いの「みらい」をプログラミングで見せてください!東北工業大学は「みらい」を担うみなさんを心から応援します。
審査員安藤明伸先生からのメッセージ
仙台市教育委員会プログラミング教育研究部会
アドパイザー
プログラミングは皆さんの可能性を平等に高めるパワーをどのように使って、今回のテーマ「みんなのみらい」を創造しますか?新聞やニュースから身の回りのこと、世の中の事について関心を高めて、プログラミングで表現してみてください。
- 【主催】 河北新報社、東北工業大学、全国新聞社事業協議会
- 【後援】 経済産業省、宮城県、宮城県教育委員会、仙台市、仙台市教育委員会
- 【協力】 株式会社共同通信社、仙台城南高等学校 ※新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、変更・中止にする場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 【問い合わせ】 河北新報社文化事業部 TEL:022-211-1358 FAX:022-211-1165 E-mail:koubo@po.kahoku.co.jp