身近なニュース題材 記者の目で伝えたい
東北の小中高校生が、学校や家庭など身の回りの出来事を調べたり、世の中の動きを題材にしたりして、記事や論説に書いた第19回新聞記事コンクール(河北新報社主催、東北6県教育委員会、仙台市教育委員会後援)の入賞作品が決まった。今回は宮城、福島、山形、秋田の4県から970点の応募があり、震災復興、原発問題、ネット社会の危険性やマナーの問題、戦争、憲法改正などのテーマが目立った。審査は、論旨が一貫しているか、体験や取材に基づいているか、ニュース性があるか-を基準に行った。最高賞の河北新報社賞と主な入賞作品を紹介する。
河北新報社賞
「果物の力」 仙台市北六番丁小3年・本村陽香さん
夏休みの朝5時。わたしはおじいちゃんの家のリンゴ畑で働き始めた。実のまわりの葉を取る仕事だ。「葉は日光をあびて、養分をつくると勉強したのにどうして」と思ったら、「実のまわりさ日が当たるように、葉を取っていくんだべ。色がきれいになるよ」と、おばあちゃんが教えてくれた。なっとくした。朝やれば、果物にもいいそうだ。一つ一つ仕上げていく根気のいる仕事だと思った。
おじいちゃんは、山形県天童市で46年間果物作りをしている。毎年、リンゴ、桃、ブドウ、柿、ナシなどたくさんの果物を育てている。そのおかげで、わたしは果物が大すきだ。みんなはどうだろう?
クラスのみんなに果物についてのアンケート調査をした。「果物のどんなところがすきですか」の質問に「味がおいしい」「色や形がすき」と答えてくれた。わたしがした葉を取る仕事も、「色」をよくする仕事なので、「色」が取り上げられてうれしかった。また「食べると幸せになる」「家ぞくや仲間と分け合って食べることがうれしいし、おいしい」と答えた人も多かった。果物にはみんなを仲良くしたり、幸せな気持ちにしたりする力があると分かった。すごい力だと思った。
おじいちゃんに「果物を育てるときに一番大切なこと」を聞くと、「果物を売れるじょうたいにすること。食べる人に、さすが天童の果物だと思われるように育てること」と答えてくれた。りっぱな果物になるまでたんせいこめて毎日世話をしても、大雨や台風などで実が落ちてしまうことがあり、そのときはとても残念だということだ。大変なことだ。
これからもみんなに果物をおいしく食べてもらいたい。農家の人は、たんせいこめて育てている。風水害にもくじけない。そういう努力も味わってほしい。これからも、いろいろな果物の育て方を、畑で働きながら学びたい。そうやって食べると、本物の味が味わえそうだから。10月には、また天童にいこう。
「おいしい果物を作るため、農家が大変な仕事をしていることを知ってほしい」と話す本村さん |
◎夏休みの畑 驚きと発見と
天童市に住んでいるおじいちゃんとおばあちゃんはリンゴや桃、サクランボなどを育てています。ことしの夏休み、リンゴ畑で初めてお手伝いをしました。驚きと発見がたくさんあり、記事にしようと決めました。
私は果物が大好きだけど、クラスのみんなはどうなんだろうと気になって、アンケートを取りました。
「果物のどこが好き」の質問に「色合い」と答えた友達がいました。リンゴの実をきれいな色にするには、葉を一枚ずつ丁寧に取って太陽が当たるようにします。私が手伝った作業だったので、うれしくなりました。
農家の人は大変な作業を積み重ね、気持ちを込めて育てています。果物を食べる時、どうしてこんなにきれいで、甘くおいしくなったのか考え、味わってほしい。そんな願いを記事に込めました。
論説委員長賞
「祭りの力」 登米市東郷小5年・鈴木 愛深さん
私は、お祭りが大好きです。特に夏と言ったら真っ先にお祭りが頭に思い浮かびます。新聞で「3年ぶりにお祭り復活」という記事を読みました。この記事の中の子供たちは、震災の影響で2年も夏祭りをしていない。その2年間はものすごくさみしかったと思います。だから、今年の夏祭りで子供たちの笑顔が満開になったのは当たり前なのかもしれません。
私は数年前、楽しみにしていた花火大会が中止になり、すごく残念だったことを覚えています。祭りが2年もなく、行きたくても行けなかった子供たちのことを思うと、とてもかわいそうになってきます。
新聞には、流しそうめんだったり、カラオケだったり楽しそうなことがたくさん書いてありました。祭りを毎年のように経験している私でさえ、記事を読んだだけで祭りに行きたくなりました。ずっとがまんしていた子供たちにとっては、当たり前のことがすごく楽しく感じられたのだと思います。
「祭り」について私なりに考えてみました。「祭り」というのは、人々を元気づけたり、勇気づけたり、幸せな気持ちにさせたりしてくれる日本の文化や伝統の一つだと思います。でも、震災の影響に限らず、近くの神社のお祭りなどだんだん無くなってきているそうです。日本の良さである「祭り」という文化を、私は守っていきたいと思います。いつまでも人々が「祭り」を楽しめるように次の世代に引きつげるような大人になりたいです。
私にとってお祭りは、どんな悲しいときでも、笑顔を生み出してくれるパワースポットです。笑顔だけでなく、人間にとって最も大切な忘れてはならない「心の優しさ」、「心のたくましさ」などさまざまな「心」を照らし出してくれる太陽のような力があるんだなと思います。これからもいろいろなお祭りを体験していきたいです。
論説委員長賞
「未来を変える一言」 宮城県古川黎明中3年・加藤 美緒さん
私たちは皆、願望や不満を持っているだろう。だが、実際にその事柄に関して声をあげ、思いを発信している人は、いったいどのくらい存在するのだろうか。
東日本大震災で被災した岩手県釜石市に、期間限定で「SHIBUYA109 KAMAISHI」が出店した。来場者は3日間で約8000人。そんな盛大なイベントは、すべて1人の女子中学生が「まちを元気にしたい」と本気の思いをつづった一通の手紙から始まった。
この話を聞き、私は自分の耳を疑った。平凡な少女の手紙によって、大手会社や市が動き、何千人もの人を動員したという話を実際に聞いたのが初めてだったからだ。たった1人が、皆を明るい気持ちにさせるために声をあげて、岩手県や釜石市、大手会社などの歴史に刻まれることとなったであろうこのエピソードは、たくさんの人々を勇気づけたのではないだろうか。
私たちの誰もが、社会や身の回りなどをもっと良くしたいという願望を持っていることだろう。私たちは、それを願望にとどめないための努力をしているだろうか。
よく、信じ続けることや願い続けることが大切だという。たしかにそれも必要だと思うが、本当に大切なのは、その信じ続けている願いを実現させるために行動し続けることなのではないだろうか。
多くの人は、「自分なんかが意見したところで相手にされるはずがない」と勝手に思い込み、諦めていると思う。しかし、諦めてしまったら道が開くことは決してないのだ。私たちがより良い道を求め、行動して初めてさらに良い社会が広がるのではないだろうか。
今、何か要望を持っているのならば、たとえ相手がどんなに大きな相手でも、勇気を持って伝えてみるべきである。もしかしたらその一言が、これからの私たちの未来を大きく変えるきっかけになるかもしれないのだから。
論説委員長賞
「追いつめない指導」 宮城県泉高1年・荒 三香子さん
数多くある学校内の問題で、私は体罰問題について考えたい。以前に大阪で起こった体罰問題で自殺者が出て、世間から騒がれた。
この件では単なる暴力行為だけではなく、言葉による暴力も行われていたという。私は自殺という選択は、肉体的暴力のみでたどりつくものではないと思う。だから、言葉による暴力をなくしていくべきだ。
私は以前、指導者から厳しい指導を受けたことがある。私はキャプテンだったためにプレッシャーをかけられ、チームの怒られ役であった。罵声を浴びせられたり、嫌みを言われたりで悩むことが多くあった。
私の場合は肉体的な暴力はなかったが、精神的に追い込まれることが多々あった。私は、指導者に対する不満を人に言わず、自分自身だけでためていた。そんな時に、指導者が代わり、指導方法も変わったため、私自身もプレッシャーをかかえ込むことがなくなった。もし、代わらなかったら、どうなっていただろうか。
大阪の事件では、私と比べものにならないくらい過酷でつらいものであったと思う。肉体的な暴力よりも精神的な暴力の方が深刻な事態を招いてしまうとするなら、それをどのようになくしていくかが問題となる。
生徒を指導する上できつく言わなければならないとしたら、根拠のある理由を示したり、前もってしかることを言ったりなど生徒の心を追いつめないような配慮が重要になってくる。教師はすでに教育心理学などを学んでいるが、このような事件が起きてしまう。その改善には、マスメディアやインターネットであるべき指導方法について議論し、説明責任を重視する風潮がつくられれば良いのではないか。
体罰問題は完全にはなくならないものであり、なくなるにしても時間がかかる。だが、体罰問題をなくそうという取り組みを継続的にやっていくことが大事になる。また、私自身もそのような問題を解決していける立場になりたい。
編集局長賞
「みんなで農業を育てよう」 仙台市上杉山通小5年・遠藤 匡君
僕は授業でイネを育てています。おいしいものを食べることが大好きなので、今回の授業にとても興味がありました。
そんな時、新聞で「日本の農業を守れ」という記事を読みました。国内で食べる食料のうち国内で作った食料の割合は年々低くなり約40%です。このことは外国から食料を輸入できなければ毎日の食事が半分以下になるという心配なことでもあります。そこで、農業にはどういう問題があるのか、僕にできることは何があるか調べてみました。
国の資料によると農業をする人が減り、食料の生産が減っていること、お米を食べる量が減ってパンやパスタを食べることが増えたため外国からの輸入が増えていることなどの問題があるそうです。
農業をする人が減ってきた原因は、外国との競争などのため農作物の値段が下がり収入が少ないこと、仕事が大変なため、若い人たちが農業を仕事に選ばなくなったためです。
僕はスーパーで野菜やお米の売られ方を調べてみました。外国産の商品は安く、いろいろな種類が売られていました。そして同じお米でも産地で値段に違いがありました。お店の人に聞くと、安い外国産を選ぶ人もいるが、産地にこだわる人もいるし、新鮮で安心な商品を選ぶ人が一番多いと思うとのことでした。お母さんも農薬の使い方や新鮮さを気にしながら選んでいるそうです。
僕は田舎のおじいちゃんが作った野菜をとてもおいしく感じます。暑い畑で僕たちのことを思いながら作ってくれているからだと思います。お店でも農家の人の写真を置いてあるコーナーがありました。農家の人と食べる僕たちをつなぐ工夫だと思います。
農家の人の苦労や努力を勉強したり、米粉のパンやうどんを食事に取り入れたりなど工夫をしていきたいと思います。そして、とてもおいしい宮城県の農産物を、もっと多くの人に知ってもらうことが大切だと思いました。
編集局長賞
「商店街のピンチ!-私たちがつくる能代の未来」 能代市能代二中1年・梅田 礼夏さん
今日、能代では商店の減少がとどまるところを知らない。中には、閉店したことも知られずに、ひっそりと消えていく店もある。通学路にあったケーキ屋のルミエール、安井自転車屋もその一つであった。その一方、能代の商店街を活気づけようと活動している人も少なくない。能代市柳町商店振興組合の平沢さんもその一人だ。
平沢さんによると、商店が減少していく原因は大きく二つだという。一つ目は、人口の減少である。能代市は少子高齢化が進み、若い人が少なくなっている。さらに、能代には働く場所が少ないため、若者が都会へ働きに出ていき、戻ってこられなくなる。その結果、後継ぎがないため廃業していく店が多いという。
もう一つは、大きい通りに店が集まっていることだ。大きい通りにある店には人がどんどん流れていってしまう。その結果、昔からの商店街への人の入りが悪くなるというのだ。
「商店街は町の顔だ。だから、にぎやかでなくてはならない」というのが平沢さんの考えの根底にある。そこで柳町では、夜店や感謝デー、踊りのコンテストなど、さまざまなイベントを行っている。このような企画を通して、商店街と関わり、商店街の良さを知り、買い物に足を運ぶ人が増えてくれればと言う。
最後に「中学生には、大人になってからも能代に住んでほしい」と話してくれた。ここ数十年、若者の流出は、能代市にとっては深刻な問題なのだ。私たちは、能代の良さを知り、能代で働くことを、真剣に考えてみてはどうだろうか。
インターンシップに来ていた高校生に「将来、能代で働きますか」と聞いたところ、「働きたくても職場がないので悩んでいる」と話してくれた。
私たちが「能代」の先人に感謝しつつ、伝統や文化を大切に故郷「能代」で暮らしていくためには、雇用という大きな問題が立ちはだかっているのである。
編集局長賞
「不幸なペットを増やさないために」 山形県霞城学園高I部4年・平 まり子さん
私は将来、動物看護師になるために今、進路と向き合っている真っただ中です。進路のために動物のことについて調べていると、悲しい日本のペット事情を知りました。
それは、社会問題にもなっている動物の殺処分のことです。年間で何万頭が殺処分されているのか、どうやって殺処分されるか、殺処分された後のことなど、私を含め、ペットを飼っている人も飼っていない人も詳しく知る機会があまりないと感じ、今回調べてみました。
日本では、犬や猫を保健所で年間約30万頭も殺処分しています。世話が面倒になった、犬が病気になってお金がかかるから、みとるのが嫌だから。このような人間の無責任な理由で、飼っていた犬や猫を保健所に持ち込む人が後を絶たないそうです。
そして連れて来られた犬や猫はガス室に追いやられ、二酸化炭素による窒息死で苦しみながら殺処分されます。それでも死ねない酸素欠乏に強い子犬や子猫は、生きたまま焼却炉で焼かれてしまうそうです。そして遺灰や遺骨は産業廃棄物として扱われてしまいます。
イギリスでは、ペットショップにペットは置かず、保護センターやブリーダーから譲ってもらうそうです。その際、飼い主の経済力や生活環境などの厳しい審査を通り、飼い主に適していると判断された人に譲るといいます。ペットの衝動買いを防ぎ、不幸なペットを増やさない制度があると知り、日本にもイギリスのようにこの制度があれば、多くの犬や猫の命を救うことができると思います。
今回、調べてみて知らなかったことがたくさんありました。しかし、事実を知った、で終わらせてはいけないと私は思います。私たちができることは今飼っているペットやこれから飼うペットを最期まで責任を持って世話をすることと、殺処分の現状を多くの人に伝えて知ってもらうことです。私が将来、動物看護師になったらこの現状を、多くの人に伝えたいです。
優秀賞/佳作
◆優秀賞 | |
赤川 瑞姫 | 仙台市上杉山通小3年 |
井崎 英乃 | 仙台白百合学園小5年 |
小山有美華 | 仙台市榴岡小5年 |
若生 悠斗 | 栗原市志波姫小6年 |
大場 渚紗 | 大崎市古川二小5年 |
伊藤 優璃 | 同5年 |
鈴木優貴乃 | 同6年 |
石田 梨乃 | 同6年 |
菊地さくら | 同6年 |
小野寺俊哉 | 登米市東郷小6年 |
佐藤 俊太 | 気仙沼市条南中1年 |
本多 千春 | 宮城県古川黎明中3年 |
板垣 茉依 | 仙台市沖野中2年 |
金野 永 | 栗原市若柳中3年 |
石川 真由 | 能代市能代二中2年 |
原田しずく | 同2年 |
山田 一乃 | 気仙沼市新月中2年 |
山野 由倫 | 仙台市第二中3年 |
佐藤 桃香 | 仙台市山田中3年 |
石垣 千紘 | 仙台市幸町中2年 |
菅原 航 | 宮城県泉高1年 |
本内 良樹 | 同1年 |
金坂 真央 | 同1年 |
宮崎 涼 | 同1年 |
松田 彬恵 | 宮城県古川黎明高1年 |
庄司 美穂 | 同1年 |
佐々木萌佳 | 同1年 |
若松 桃花 | 宮城県仙台南高3年 |
阿部 仁美 | 同2年 |
福士 夏美 | 同3年 |
◆佳作 | |
佐久間しゅり | 仙台市西中田小6年 |
高橋 亮介 | 美里町小牛田中2年 |
原田 直美 | 宮城県仙台南高3年 |
(敬称略) |
講評
みずみずしい感性大切/審査委員長・沼倉良郎(河北新報社論説委員長)
あの恐ろしい東日本大震災から1年7カ月がたちました。先日、大阪で新聞記者をしている知人から電話がありました。「関西では、震災のことなど話題に上らなくなりました…」と、ばつが悪そうでした。
自分には関係がないこととして物事を眺めることを「よそに見る」と言います。どんな災害も風化は避けられませんが、被災地が「よそ」とならないように、地元の若い人たちが奮闘してくれている。第18回新聞記事コンクールの応募作品を読んでの感想です。
子どもたちの感性の豊かさに驚かされることがあります。着想の素晴らしさと言ってもいいでしょう。そんな作品に出合えることが、審査の最大の喜びでもあります。
河北新報社賞に選ばれた「果物の力」は、間違いなくそうした作品でした。夏休みに訪ねた祖父母が営む果樹園での会話を通じて果物への興味を抱き、丁寧に掘り下げて、その持つ力を説得力ある形で伝えています。
果樹園という「現場」で気付き、学校で友だちにアンケートを行って「取材」を進め、果物の魅力に客観性を持たせています。身の回りから、さらには社会に目を向けて物事を調べ、理解を深めて、考えを分かりやすくまとめる力を養ってもらおうという新聞記事コンクールの狙いが凝縮していると言えるでしょう。
発見、発展、表現は記事を書く際の基本的な流れ。その全てを満たし、祖父母に対する思いもにじみ出ていました。
論説委員長賞の「祭りの力」「未来を変える一言」は情報に反応する感度の良さを感じました。「追いつめない指導」は自身の体験を基にしながら、体罰による不幸な事件を防ぐ指導の在り方に明確な論を打ち出しています。
編集局長賞の3作品はいずれも着眼に優れていて、観察の鋭さも光っていました。
19回目の今回は小学校、中学校、高校合わせて、これまでで2番目に多い970の作品が寄せられました。テーマはさまざまで子どもらしい「記者の目」が輝いていました。
社会の中に問題点を見つけ、考え、多くの人に話を聞いたり、本などで調べたりして得た知識を合わせて、「自分の意見」として表現する。手間がかかり、文章として仕上げることにも負担を感じるかもしれません。
体験記的な内容にとどまっている作品もありましたが、書き方を難しく考える必要はありません。伝えたいと思うことがあり、分かってもらえるように努める姿勢があれば十分です。
最近見た長編アニメの中にセンスが未来を開く、技術は後から付いてくるといったような会話がありました。同感です。皆さんには感じる心を豊かにしてほしいと思います。
ルールを踏まえつつ、自由な発想と表現を楽しみましょう。最後に宣伝を一つ。新聞にもっと親しんでください。みずみずしい感性を育む一助になるはずですから。