6:00 |
町の防災無線から毎日流れる「残酷な天使のテーゼ」で起床。 (※作曲者が南三陸出身なのだとか)
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7:00 | 卸売市場の朝の競りをのぞく。今はどんな魚が揚がっているかな? |
8:00 |
いったん帰り、朝ドラでほろりとしながら朝食。 朝刊のチェックも(※普段はこのくらいの時刻に起きます)。 |
10:00 | 歌津地区でネギ農家を取材。復興支援をきっかけに就農したそうだ |
13:00 | みそラーメンがおいしいお気に入りの町中華で昼食 |
14:00 | 生徒の全国募集が来年始まる志津川高校で新しい取り組みを取材 |
15:00 | さんさん商店街で原稿執筆。通りがかる商店主とおしゃべりも |
16:00 |
町役場に行き、今後の観光イベントの予定について聞く。 警察署に寄って次長と雑談。今日も平穏でよかった
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17:00 |
分室に戻り、明日の予定を確認。今夜は溜まった原稿を進めよう。 …と思ったけど疲れたので、近くの居酒屋で刺し身と生ビール! |
現場で働く社員の声
気仙沼総局南三陸分室
高橋 一樹
2014年入社
海と山に囲まれた宮城県南三陸町。南三陸分室では町の全てが取材対象です。特産の養殖ギンザケの水揚げが始まれば船に乗り、里山散策ツアーがあれば自らも歩く。道の駅としてグランドオープンした南三陸さんさん商店街の一帯では、商店主たちの思いから町の行方を探ります。町唯一の高校での生徒の活動も追いかけています。
自分の心が動かされたことを表現し、人に伝えるのは純粋に楽しい。自分の記事がきっかけで再会したり、行動を起こしたりする人がいれば最高の喜びです。
埼玉県出身で、大学まで関東で過ごしました。文章を書くのが好きだったことに加え、学生時代に自転車で日本中を走り、知らない場所を訪ねる面白さを肌で感じて地方紙を志しました。記者初任地の福島県では複雑な原発事故被害からの復興、本社では主に経済取材班で中小企業の経営者の取材が印象に残ります。
今、町に住む記者として半分くらいは「地域づくりの担い手」だという意識を持つようにしています。課題を指摘するのも、町の将来を思ってこそ。記者でありながら、主体性を持って地域と関われるのは地方紙の醍醐味です。
東日本大震災では町の中心市街地が根こそぎ流される甚大な被害を受け、831人が犠牲になり、13年を経て町は造り変えられました。大切な人、思い出の光景を失った悲しみは想像が追い付かず、時に無力感も覚えます。それでも被災地との関わりが小さかった人間が震災と向き合い悩むことで、町の方々の思いが伝わるとも信じます。
記者は取材スタイルも人との付き合い方も、得意なジャンルも人それぞれ。メディア事情に詳しい人ではなく「自分らしさ」を大事にする人と一緒に働きたいです。
三浦 夏子
2019年入社 編集局コンテンツセンター
高藤 暁
2022年入社 編集局スポーツ部
八巻 愛知
2017年入社 編集局編制センター
高橋 一樹
2014年入社 気仙沼総局南三陸分室
伊藤 珠希
2020年入社 営業局営業部
藤原 佳那
2020年入社 秋田総局
菅原 里緒
2022年入社 技術局システムグループ
織田 雅子
2022年入社 編集局報道部
丹野 裕太
2015年入社 ビジネス戦略室兼販売局販売部兼デジタル戦略室
藤井かをり
2015年入社 編集局写真映像部
※ 肩書は取材当時のものです