河北新報特集紙面2024
2024年12月17日 河北新報掲載
BCP(事業継続計画)の観点で復興の歩みを振り返る。
BCP(事業継続計画)の観点で
復興の歩みを振り返る。
今回は、都市型災害への「備え」を学ぶため、
仙台市泉区「みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室」と
宮城野区「仙台市 南蒲生浄化センター」を訪問。
2.5mの津波で工場設備が被災、
製造停止に追い込まれた「キリンビール仙台工場」にも足を運び、
出荷再開までの軌跡をたどります。
みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室
▲シアターで上映する「ともに前へ」
▲みやぎ生協 東日本大震災学習・
資料室「津波被害状況」展示
48店舗中14店舗が大きな被害を受け、職員と家族が犠牲となったみやぎ生協。生活必需品の入手が困難となる中、各地の生協組織から人的・物的な支援が寄せられました。地域復興の願いを込めたスローガン「悲しみを乗り越えて ともに歩もう」のもと、数量限定の店頭販売や救援物資輸送、ボランティアセンターの開設など多方面で県民の暮らしを支えました。当時を振り返りながら、備えの大切さとローリングストックの重要性を学びます。
仙台市 南蒲生浄化センター
▲津波の威力で壁面が湾曲した
第3ポンプ場
▲津波襲来時の写真と同方向を撮影した
南蒲生浄化センターの現況
10m超の津波が直撃し、完全復旧まで5年以上の歳月を要した南蒲生浄化センターは、東日本大震災と同規模の津波にも耐えうる水処理施設に生まれ変わりました。施設見学でセンターの役割や機能を学んだ後、被災時の映像資料や当時の姿を残す第3ポンプ場の湾曲したコンクリート製の壁面から、津波被害のすさまじさを知ります。
キリンビール仙台工場
▲地震の揺れで倒壊した円筒型貯蔵タンク
▲工場職員による敷地内の片付け作業
震度6弱の揺れで巨大な貯蔵タンク4基が倒壊し、津波で設備が使用不能となる甚大な被害を受けました。清掃・片付け・製造設備の修繕など懸命な復旧活動を経て6カ月後に操業再開。その2カ月後、岩手県遠野産ホップを使用したビールを出荷し、被災した県民に明るいニュースをもたらしました。当日は震災後の状況を聞き、製造ライン見学と試飲を予定しています。
参加者募集!
仙台・沿岸部で「備え」を学ぶバスツアー
- 旅行期日
- 2025年1月29日(水)日帰り
- 旅行代金
- 1名につき2,000円(税込)
※大人・子ども同額
未就学児の参加はご遠慮ください
- ●募集人員/40名様(最少催行人員20名様)
- ●食事条件/朝0回、昼1回、夕0回
- ●集合時間・場所/9:15 仙台駅・東口バスプール
- ●服装/動きやすく暖かい服装、歩きやすい靴(サンダル、ハイヒール不可)
- ●持ち物/雨具等
- ●添乗員/仙台駅より全行程同行します
- ●行程/利用貸切バス会社名:宮城交通
9:30 仙台駅東口より出発(貸切バス)~~
10:00 みやぎ生協 東日本大震災学習・資料室着、展示・シアター見学・ローリングストックミニ講座…
11:30 昼食(お弁当) ~~
13:00 仙台市 南蒲生浄化センター着、3.11対応ビデオ上映・場内見学~~
14:45 キリンビール仙台工場着、被災から製造ライン復活までの講話、試飲~~〜
17:15 仙台駅東口到着解散
※交通記入例/貸切バス 〜〜 徒歩 …
応募締切/2025年1月8日(水)
※応募多数の場合は抽選となり、お申込みサイト(たびーと)にて「2025年1月10日(金)~1月17日(金)」の期間で当選発表します。結果ご確認の上、ご当選された方は期日までにお申込みサイト(たびーと)にて、購入手続きをお願いします。ご入金が確認でき次第、正式に「お申込み完了」とさせていただき、2025年1月23日(木)までに「最終旅行案内」をご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
※ご提供いただいた個人情報は、お客さまとの連絡に使用いたします。また、当プロジェクトを主催する河北新報社へ提供いたします。
- 参加条件
- ①当プロジェクトの趣旨に賛同し、理解を深めたい方
- ②当日撮影する写真と映像が、新聞・特設HP・SNSに掲載されることをご了承いただける方
- 参加ご希望の方は
- こちらのJTBお申し込みサイト(たびーと)にアクセスいただき、こちらからお申し込みください。
大変恐れ入りますが、本ツアーはお電話でのお申込はお受けしておりません。何卒、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
▸JTBお申し込みサイト(たびーと)
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