賛同企業のできること2024
地元の健康と元気を願い
2大プロジェクトを継続
健康増進を目指す多彩な催しや
地域活性化を促す募金で応援
明治安田生命仙台支社は、事業活動を通じたSDGsへの貢献にあたり、地域社会の健康増進を応援する「みんなの健活プロジェクト」、地域活性化に取り組む「地元の元気プロジェクト」の2「大」プロジェクトを推進している。
「みんなの健活プロジェクト」の一環として、昨年「ベガルタ仙台サッカー教室」や、日本赤十字社とJリーグの社会連携活動「シャレン!」と「シャレン!で献血」をユアテックスタジアム仙台で開催。また10月19日には、包括連携協定を締結した仙台市との共催による第5回「Jリーグウォーキング in SENDAI」を開催。七北田公園を中心に4㌔のコースを、約500人の参加者が元プロサッカー選手と歩いた。
「地元の元気プロジェクト」としては、自治体などと協働で健康測定会や健康増進セミナーなどを開催。2020年から明治安田が全社で取り組んでいる「私の地元応援募金」では県内16の自治体に総額約1400万円を寄贈した。11月には県内の企業経営者ら約320人と異業種交流会「第2回みやぎ倶楽部」を開催するなど、今後も地域社会の健康増進と活性化を願い、支援を継続していく。
ベガルタ仙台サッカー教室の練習風景
七北田公園でウォーキングを
楽しむ参加者たち
取材協力/明治安田生命仙台支社
地域建設業の役割と魅力を
冊子やポータルサイトで発信中
建設業の担い手を広く募る
リクルートガイドブック
埼玉県八潮市における下水道管破損を原因とした道路陥没事故は国民に大きなインパクトを与え、高度成長期に整備した生活インフラの更新時期が迫る中での適切な老朽化対策の必要性について実感するとともに、当たり前の安全・安心で快適な暮らしが脅かされかねない実情に、人々の不安が増している。
地域建設業は、日々の暮らしを支える生活インフラの整備だけでなく、東日本大震災などの大災害からの復旧や緊急対応、さらには鳥インフルエンザといった家畜伝染病の封じ込めのための埋却などの防疫措置に関しても、その重要な役割を担っている。
人口減少下にあっても、人々の営みが続く限り必要不可欠な建設業においても、将来の担い手確保・人材育成が最大の課題となっている。
宮城県内に本社を有する約250社の地元建設業で構成される宮城県建設業協会では、担い手の確保に向けたさまざまな取り組みを行っており、建設業の「リクルートパンフレット」2025年版を発刊するとともに、ポータルサイトでもその魅力を発信している。
会員企業の求人情報を掲載している
2025年度版のリクルートガイドブック
取材協力/宮城建設業協会
東北のみらいに活力をもたらす
新たなチャレンジに乾杯。
各県の団体・個人が一堂に会し
交流を深めた活動報告会
サントリーグループは、東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」を立ち上げ、総額108億円の規模で支援活動を継続して実施。2024年からは、「シン・みらいチャレンジプログラム」を通じて、岩手県・宮城県・福島県における地方創生や地元活性化の取り組みに対し、最大3年間・計1億円の支援を行っている。
昨年12月15日、仙台市青葉区の複合施設クロスBプラスで「シン・みらいチャレンジプログラム」の助成先交流会を開催。岩手、宮城、福島各県の助成先のうち、25の団体と個人が参加し、各県から2団体が代表として登壇して1年間の活動を報告した。
会場内には、全11団体のブースが設けられ、それぞれの活動内容をアピール。報告会後に行われた交流会では、農業系や環境系など取り組みの内容が近い団体同士を中心に県域を越えて交流を深めていた。また、各県の審査員が団体・個人の活動をねぎらったり進捗を確認したりし、終始和気あいあいとした雰囲気で進行。最後は、サントリー流の乾杯「スコール(デンマーク語で乾杯の意味)」を三唱し、今後の活躍を互いに誓い合った。
昨年12月15日に開催した活動報告&交流会の模様
活動地域を越えて輪が広がっていく
取り組みに成長
取材協力/サントリーホールディングス株式会社
賑わいが戻った女川で
心を通わす時間を
過去と今を学び
ともに未来を描く
三菱地所グループは、東日本大震災の被災地支援の一環としてJR女川駅前の商業施設「シーパルピア女川」の開業支援、施設運営のノウハウ提供などを行った。以降、女川町役場・女川町観光協会などの協力による同町で新入社員研修を実施。「シーパルピア女川」と同社グループが運営する仙台市泉区の商業施設「泉パークタウンタピオ」が姉妹施設協定を締結し、泉パークタウンタピオでの「おながわ秋の収獲祭in泉パークタウン」を開催するなど、一年を通じて女川町との盛んな相互交流を図っている。
また、今年度仙台市で開催された「東北絆まつり2024」をはじめ、楽都仙台の秋の風物詩である「仙台クラシックフェスティバル」、東北楽天ゴールデンイーグルスやベガルタ仙台、コバルトーレ女川などへ協賛を行い、文化・芸術・スポーツへの支援を通じて、宮城・東北のさらなる発展に貢献している。
おながわ秋の収獲祭in泉パークタウンの模様
楽天モバイルパーク宮城に掲出している看板デザイン
取材協力/三菱地所
子どもの健やかな心を育てる
絵本の読み聞かせを
宮城県内の保育園や幼稚園に
3000冊以上の絵本を寄贈
生命保険協会宮城県協会では2024年度、生命保険業界に勤務する職員からの募金を浄財として、宮城県内15カ所の保育園などの施設に1団体あたり2万円相当の絵本を寄贈している。
この取り組みは東日本大震災の復興支援の一環として、沿岸部中心の保育園・幼稚園を対象に12年からスタート。現在は、多くの子育て世代が活躍する生命保険業界として、育児と仕事の両立を推進することも目的に、県内全域の施設を対象に実施している。震災後の13年間で、のべ232施設に3000冊以上の絵本を寄贈してきた。
今年9月に絵本を寄贈した仙台市の旭ヶ丘保育所には、県協会の麻生賢一副会長が訪れ「皆さんの大好きな絵本を長く読めるよう、大切に扱ってくださいね」とあいさつ。園児たちに読み聞かせを行った。各寄贈先の子どもたちからは「きれいな絵本をくれてありがとう」などの手紙が届いたという。
県協会の橋本潔事務局長は「デジタル化が進む時代であるからこそ、絵本の読み聞かせを通じて子どもたちの将来の夢を育んでいきたい」と語った。
「旭ヶ丘保育所」で麻生副会長(住友生命執行役員仙台支社長)
が読み聞かせ
絵本を手にする大和町「もみじが丘幼稚園」の子どもたち
取材協力/生命保険協会宮城県協会
楽しみながら防災を考える
きっかけづくりを
災害時の対応や保険について
親子で考え、学ぶ機会を提供
三井住友海上は、親子が災害時に備えておくべきことを話し合い、ともに学ぶことができる体験型の防災教育コンテンツ「親子で防災&保険ワークショップ」を開発。顧客の防災・減災教育を支援し、災害に強く安心・安全な社会づくりに貢献することで、災害・事故時の補償にとどまらない新たな価値を提供している。このコンテンツには、NHKEテレ教育番組「アイラブみー」の人気キャラクター〝みー〟を起用。より子どもたちの興味を高め、親子で防災について話し合うきっかけづくりを支える。
9月28日には「SENDAI SDGs WEEK2024」西公園会場で、仙台支店と仙台MSA(同社代理店組織)が連携し、防災・減災に関するブースを開設。「親子で防災&保険ワークショップ」の防災シュミレーションゲーム「クロスロード」を活用したスタンプラリーを行い、約100組の親子が参加。終了後、ご家族で防災について考えるツールとして「ピンチを乗り越えるヒント集」や「防災チェックシート」を配布。スタンプラリーに参加した親子は、「子どもたちと防災について話し合う良いきっかけになった」と喜んでいた。
ブースの運営スタッフが集合して記念撮影
スタンプラリーに取り組む親子連れと運営スタッフ
取材協力/三井住友海上
DXの可能性を知るリアルイベント
「バリュープレゼンテーションインミヤギ」
ICTによる課題解決でワークスペースを改革
リコージャパン株式会社は、これからの業務プロセスや働き方に大きな変革をもたらすDX(デジタルトランスフォーメーション)を導入するためのさまざまなヒントが得られる総合イベント「バリュープレゼンテーションインミヤギ」を、11月19・20日にホテルメトロポリタン仙台で開催する。
今回は、DX&GX~AI〝変化を味方にする次の一手〟をキャッチフレーズに、脱炭素経営の実現に向けた宮城県内企業の具体的な事例や情報セキュリティ対策、人材マネジメントなどを紹介する18本のセミナーを用意。また、「RICOHスマートハドル 次の〝はたらく〟のあたりまえを創る」をコンセプトに7つのゾーンで構成される展示エリアでは、働く人、場所、ワークフローが自在につながり、人間らしい創造力が発揮される未来を体感することができる。
参加無料で事前予約制。スマートフォンなどのカメラ機能で二次元コードを読み込み、応募フォームに入力して申し込む。セミナーは各回定員があるので、ぜひ早めの予約を。
来場者の課題解決につながる情報を提供
取材協力/リコージャパン株式会社