2013年10月1日 河北新報掲載
震災からしばらく経った頃、何ひとつ終わったことなどないのに、支援はまだまだ必要だというのに、もう終わったことのように思われ、少しずつ忘れさられようとしていました。
これでいいのだろうか、いま私たちにできることは何かないだろうか。
そんな問いかけから、「今できることプロジェクト」は始まりました。
そして、さまざまな支援の方法やスタイルを探しながら、ひとりでも多くの人のアクションにつながれば、との想いで、昨年9月新聞連載をスタート。
支援を行っている人、支援を受ける人、その両者の声をひろいあげ、多彩な支援のあり方への気づきのヒントをメッセージしてきました。
被災地では、まだ何も変わっていない、ボランティアも激減している、みんなの関心がうすれている、という声が多く聞かれます。
このような状況の中、「今できることプロジェクト」は、今また活動をスタートします。
2013年は、企業と市民がいっしょになって、具体的なアクションを展開していきます。