2018年10月1日 河北新報掲載 今できることプロジェクト2018年度スタート
「今できることプロジェクト」とは
年月の経過により、人々の記憶から薄れゆく東日本大震災の記憶。
いまだ支援の手と多くの理解が求められるなか、愛する郷土のために
何ができるかを自らに問いかけ、積極的に行動を起こす必要があると考えます。
河北新報社では、そんな思いに応える独自の取り組み
「今できることプロジェクト」を展開しています。
真の復興を遂げるまで、歩みをともに。
その先にある未来を、一緒に目指してみませんか。
美しい港町を取り戻すための環境整備のお手伝い。
1,300を超える人命が奪われ、15,000棟以上の住宅被害が発生した気仙沼市。同市に拠点を置く一般社団法人気仙沼復興協会(KRA)は、震災直後から多岐に渡る復興支援活動を継続的に展開しています。本プロジェクトでは、気仙沼復興協会のガイドで震災について学びながら、市民の憩いの場となっている神社の清掃活動などをお手伝いします。
【開催スケジュール】2018年10月27日(土)開催
山元町の特産を味わい、防災の学びを得るバスツアー。
特産のイチゴ栽培を復活させるなど、地域の底力を発揮している山元町。このバスツアーでは「山元いちご農園」を訪ね、イチゴ狩りとジャム作り体験を楽しみながら、6次化産業の取り組みや今後の展望を探ります。また、「やまもと語りべの会」 渡邉修次会長をガイド役に町内をめぐり、実体験に基づいた命を守る防災の知恵を学びます。
【開催スケジュール】2018年12月1日(土)開催
こどもたちが楽しんで学べるシゴト体験プログラム。
地域の将来を担うこどもたちに、教育支援として面白い学習プログラムを提供する「こども未来応援教室」。今回は、仙台育英学園高等学校宮城野校舎を会場に、賛同企業による「社会科学習」、こどもたちの関心が高い仕事をプロの方が紹介する「シゴトワークショップ」など、将来への夢がますます膨らむ多彩なプログラムを用意します。
【開催スケジュール】2019年2月17日(日)開催
防災について知り、考え、世界へ発信していくために。
将来の防災を考え、東北・仙台の地から広く発信する機会として、2017年3月に「仙台防災未来フォーラム2017」が開催されました。本プロジェクトでは、次世代を担う若者たちと防災推進の意義を共有するテーマセッションを行い、大いに好評を得ました。第2回となる今回は、防災のエキスパートによるトークイベントなどを予定しています。
【開催スケジュール】 2019年3月10日(日)開催
宮城県からのお知らせ
このたび、宮城県内における東日本大震災の被害状況や復興状況、復興に向けた取り組みなどを紹介するパネル「震災復興パネル2018」を作成いたしました。
震災の記憶の風化防止を目的とした掲示を催事等で行っていただける方には、無料で貸出し致しますので、ぜひ御利用ください。
1.貸出しするパネルの内容…サイズ:A1 枚数:10枚
2.貸出料および送料…貸出料は無料です。ただし、往復送料は利用者の負担となります。(宮城県担当課からの発送は,宅配便で着払い)なお、直接担当課まで受取・返却も可能です。
3.申し込み方法…下記の問い合わせ先まで御連絡ください。
<問い合わせ先>
住 所:〒980-8570 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号
担当課:宮城県震災復興・企画部 震災復興推進課 復興推進第二班
電 話:TEL.022-211-2408
※貸出期間やその他注意事項等、詳細については、「みやぎ復興情報ポータルサイト」を御覧ください。
http://www.fukkomiyagi.jp